活躍中の受講生紹介:【朝倉加代さん】幼児期に算数感覚を磨くことが大切
プロフィール
朝倉加代さん
SPICA講師 オンライン担当
幼児さんすうインストラクター
公文・モンテッソーリ教室等で勤務経験あり
受講講座 | インストラクター養成講座 |
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現在の仕事 | SPICA講師 |
幼児さんすうを選んだ理由は何ですか?
以前、公文やモンテッソーリ教室で働いていた際に思うところがあり、自分で未就学児向けに何かやろうという思いがありました。
算数は、思考するということ。
学習というと、「国語」や「算数」のイメージが強いと思います。
「国語」は教えられるものではなく、日常の中で使い、磨くもの。
「算数」はあえて設定しないと触れる機会がないなと思って、幼児さんすうを教える道を選びました。
なぜ幼児期に算数を学ぶことが必要だと思いますか?
何事も、幼児期に経験することが大切だと感じています。
学校に行って「教育」を受ける前に、経験を通して感覚を磨くことができるからです。
SPICAの幼児さんすうは、一般イメージの「算数」を超えた内容をカバーしています。つまり、他の教科にもつながる「土台」を作ることができます。
算数は、ただのツール。
幼児のうちに自分が使えるツールをたくさん持っていることで、今後の成長・人生の中で色々な場面でそれらのツールを使えるようになるはずです。
その力を蓄える最初の基本的なところを幼児さんすうで育てることができると考えています。
生徒さんの様子を教えてください
「さんすう工作」は、皆さん楽しみで喜んでいますね。
通常内容の時には、オンラインでは保護者の方に授業中、補助のため横についていただいています。
どうしても気になるようですが、保護者の皆さんには手や口は出さず、まずお子さん自身でやってみるように指導しています。
まず、子どもがやってみる。これを繰り返すことで、お子さんだけでなく、保護者の方も子どもへの関わり方を学んでくださり、親も子も成長している様子が見られます。
また、「(SPICAの内容が)難しくて嫌だ、やりたくない」と退会する決断をされた方がいました。
月末まではレッスンがあるので、お申し出から辞めるまでには数回のレッスンがあります。
いよいよ最後の回。なんと「やはり辞めたくない」とお子さんの発言が。
SPICAが大切にしている「達成感」や「諦めない心」の積み重ねが見られた感動的な回でした。
お子さんの成長のため、保護者の方が気を付けることはありますか?
あります。
「正解を出すことにこだわらない」ということ。
例え正解にたどり着くまで時間がかかっても、間違った答えを出したとしても、試行錯誤することこそが大切です。そこを重視して欲しいと思います。
幼児さんすうインストラクター養成講座を受講しようかなとお考えの方にメッセージを
幼児さんの学びは日常のなかに溢れており、
お子様に関わる全ての大人が関わり方を工夫することによって、さまざまな場面が学びの場となります。
幼児さんすうインストラクターは、お子様が「難しいな。。。」と言いながらも、自分の力で問題を解決しようとする場面に関わることになります。
そんな時私たちは、本人の力で解けるよう少しのお手伝い(そのお子様の持っている道具の使い方を導いたり、新たに増やすこと)をし、「できた!」と達成感を同時に感じることができ、自分自身の学びにもなります。
幼児や低学年の小学生への算数の指導が難しいというお話をよく聞きます。
そんな悩みをお持ちの方は、ぜひこちらの講座をご検討ください。
疑問に感じていたことが、腑に落ちていくと思います。
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